2012-01-01から1年間の記事一覧
『三重スパイ』(エリック・ロメール) 『テトロ 過去を殺した男』(フランシス・F・コッポラ) 『ライク・サムワン・イン・ラブ』(アッバス・キアロスタミ) 『J・エドガー』(クリント・イーストウッド) 『ル・アーヴルの靴みがき』(アキ・カウリスマ…
驚嘆すべきマキノ雅弘論『マキノ雅弘 映画という祭』(新潮選書)のなかで、山根貞男は『ハナコサン』終盤の「何とも不思議なシーン」について詳細に論じている。<戦中につくられた家庭劇やメロドラマによくあることだが、夫に召集令状がくるところで映画は…
http://boku9.jp/index.html 1981年の商業的デビュー作『の・ようなもの』以来、森田芳光が追及してきたものが、まず第一に興業的なヒット、その次に作家的なこだわりだったとするならば(『森田芳光組』キネマ旬報社)、森田が長年温めてきたオリジナル企画…